ポンペイのように火山灰におおわれていたため、エーゲ海周辺の遺跡の中でも最も保存状態がいいそうです。
でも人骨や貴金属などは発見されてないため、突然の噴火に襲われたのではないとのこと。
ということは噴火が予知できるほどの文明だったってことなのかな?
(ポンペイの遺跡は約2000年前)
あの幻の大陸アトランティスはこのサントリーニ島だったのではないかという説もあるんです。
(ちなみにフィラから観光船が出ているネア・カメニ島は噴火口まで近づくことができる、活火山です。)
子供のころ、こういう『世界の謎もの』に夢中になった時期がありました。
雪男とか、ネッシーとか、ノストラダムスとか。その中の一つに、アトランティスもありました。
学校の図書室や市の図書館でいろいろ借りては読みふけったのを覚えてます。
「アトランティスかもしれない」といわれている文明があった場所に自分がいるなんてなんだか興奮します。
遺跡は屋根つきの建物で囲ってあります。
入場料は5ユーロ。
チケット売り場にかわいいワンコがつながれることなく2匹いました。誰かの飼い犬なんでしょうか?
すごく人懐っこいし、痩せてないし、自由だし、幸せそうでした。
どうやら私たちが今日のお客さん第1号のようです。
パンフレットによると、30分の短縮コースと、通常の1時間コースとあるらしい。
結構広いです。
2階建て、3階建ての建物もあり、遺跡の上に足場を組んでます。
発掘品はフィラの新先史期博物館や、アテネの国立考古学博物館にあるそうです。
見学通路から見下ろす形になります。当時の道を歩けるようになっているところもあって、タイムスリップした気分に。
お店屋さん?
3500年前の窓
家と家の間の小道がよくわかります。
発掘、修復中の場所も多々ありました。
階段
どんな人たちが暮らしていたのか想像するとワクワクします。
約束は30分なので計算しながら見学をしましたが、通常コースでも1時間はかからないように思います。
英文の説明を読みながらだと、1時間かかるかも。
ツアーの団体さんがやってきました。
そろそろ9時です。名残惜しいですが、タクシーに戻ります。