2016年03月11日

中欧旅行記16 ミュシャのスラブ叙事詩

トラム17番に乗って、次の目的地 「ヴェルトルジュニー宮殿」に向かいます。
narodni divadlo駅〜veletrzni palac駅。10分ほどの乗車で到着です。

「宮殿」とついてますが、見た目は普通のビルです。
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でも、1951年まで見本市会場として使われていて、1925〜29年に建てられたプラハで最初の機能主義建築なんだそうです。
当時はヨーロッパで最大級の鉄筋コンクリートのビルだったとか。

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エントランスにはこんな現代アートも。

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とっても広い建物です。確か7階建て。古さを感じません。

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常設展+ミュシャのスラブ叙事詩券 240コルナ(カード支払1162円)。
ミュシャだけなら、180コルナです。

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チケットは味気ないです。

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とにかく広いので、見たいものを絞っていくといいかもしれません。
私は欲張りすぎて、後半へばってしまいました。

まずは大本命のスラブ叙事詩へ。
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今までは画集でしか見たことなかったので、大きさに圧倒されます。

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サイズは様々ですが、大きなものは6m×8mもあります。

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「The Slavs in Their Original Homeland」
左下の人物の目が印象的。目をいっぱいに広げて恐怖に耐えているよう。

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「Introduction of the Slavonic Liturgy in Great Moravia 」
ブルーグレーの色調が何とも不思議で綺麗

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「The Coronation of Serbian Tsar Štěpán Dušan」
前面の女の子の視線を感じます。

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ソファもあり、混んでいないので、ゆっくり鑑賞できます。

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「The Abolition of Serfdom in Russia」
見るからに寒そうな冬のクレムリン。

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「The Holy Mount Athos」
幻想的で神々しくて素敵でした。 

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「The Printing of the Bible of Kralice in Ivančice」
相方はこの絵が好きだそう。

ミュシャ財団のHPに全20枚の絵と説明(英文)が掲載されてます。
http://www.muchafoundation.org/gallery/themes/theme/slav-epic

まったく知らなかったのですが、2017年になんと、日本の国立新美術館に全20作がやってくるそうです。
びっくり! 日本ではミュシャは人気なので、混雑するでしょうけど、また見たいな。

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さて、常設展もみないと!
この透明なエレベーターもアート作品のようでした。

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広い中庭をぐるっと囲む形。すごーく広いです。

ゴーギャン、スーラ、シャガール、ローランサン、ピカソ、セザンヌ、ゴッホ、アンリルソー、クリムト、クールベ、ドガ、モネ、ルノワール、ロダンなどなど。とにかく広いので端折ってみましたが、相当歩き疲れました。
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クリムト 「乙女」

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エミール・オルリック 「モデル」
着物が描かれてあったので気になりました。この画家について何も知らなかったので、帰国後調べると、1900年に来日もしてて、小泉八雲を翻訳して自国で出版、挿絵も描いた人でした。

他にも現代アートの企画展などが行われてましたけど、疲れてパス。

最後にもう一度スラブ叙事詩を堪能。
3時間いましたが全然時間が足りませんでした。
絵が好きな方は、併設のカフェで休憩しながら半日は必要かも。
posted by aniy at 19:43| Comment(2) | 2016中欧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、
プラハ二は何度か行きましたが、「ヴェルトルジュニー宮殿」というのは初めて知りました。何か面白そうなところですね。美術コレクションとはそもそもコレクターが好きなものを集めたものですが、ここはまさにそんな感じデカン書するより楽しめるところという感じがしましたがいかかでしょうか。現代アートの楽しみ方は、意味など考えず感ずるがままに楽しむことだと思います。それが旧来からの美術との違いと理解しています。

画家の意図を理解するアートから五感で感ずるアートに変革した、美術史に巨大な足跡を残した巨匠画家についてレポートしてみました。現代絵画やアートを理解する上でご参考になると思いますので、ぜひ覗いてみてください。
Posted by dezire at 2016年03月21日 19:31
コメントありがとうございます。

専門的なことはわかりませんが、見ていて気持ちいいので、美術館は好きです。

HPへもお邪魔させていただきますね。
Posted by aniy at 2016年03月21日 22:39
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