13時ということでしたが、ボートが帰ってきてなくて、13時30分に出発。
このボートに乗り込みます。私たち二人の貸切です。
このダイビング船、私たちの滞在中はずっと停泊してました。
青矢印が、さっきランチを食べたテラスです。黄矢印が、タワリリゾートの玄関口になります。
ガイドさんのアチさんと、ドライバーのマテオさん。
赤矢印がオーシャンビラ、緑矢印がダイブセンター
左手に陸地を見ながら10分ほど走り、
どうやらここに上陸するようです。
濡れるので水着のままです。
アチさんについて10分ほど歩くと、
洞窟に到着。
中は真っ暗。アチさんが懐中電灯で照らしてくれます。
いきなり見えたので、おもわず「ワッ」と声が出ました。
しゃれこうべがごろごろしてます。
アチさんの解説によると
100年ぐらい前まで、部族間の戦争でお互いに殺し合い、食べた風習があったそうです。トロフィー的な意味で、頭蓋骨ばかりを集めてたとのこと。そのほかの骨はゴミ扱いなので、その辺に捨てて残ってません。
ぎょっとしますが、現代の地元の人にとっては、特別だったり、神聖だったりするような場所ではなく、観光客が見に来るだけの単なる洞窟らしい。
で、「どんどん触っていいよ」とか言うんです。
なので、触ってみた。
ずっしり重いものもあれば、今にも砕けそうな軽いものも
亡くなった時の年代の差なんでしょうか。
結構大きな洞窟でしたが、ここで暮らしたりしてたんですかね。
世界にはいろんな文化がありますね。
アチさん、「さあ、帰ろう」と。
「え?、もう1個洞窟あるんじゃないの? 」
「近くに2個あるけど、1個は行けなくなってるから、、、、、じゃあもう1個のに行こう」
道があるような無いようなところを歩いていきます。
一応、携帯用の電池式虫除けファンを首からぶら下げてましたが、蚊がいるような感じもなかったかも。
アチさんは、ビーサンでどんどん歩いてましたが、私たちはウォーターシューズ。
ぬかるみ泥に足を取られるので、慣れてない人はビーサンはやめた方がいいかと思います。
数分で2個目の洞窟に到着。
鍾乳石みたいです。
この洞窟でも突然、どん。
鍾乳石がきらきら光ってます。
鍾乳石と一体化してしまった頭蓋骨も
ここの頭がい骨は穴が開いてるものが多かった。
部族によって、殺し方、食べ方が違っていたのでしょうか。
ゴロゴロと沢山です。
頭蓋骨がたくさんあるほど、強い部族の証明だったということ。
この洞窟は鍾乳石だらけ
怖い・残酷というよりも、
諸行無常だなあと。
自分自身、単なる物体であるなあ とも感じました。
得難い体験ができました。
ここでもしゃれこうべを触ってみる。
落語の「野ざらし」みたいに、幽霊になって出てこないでね。とはちょっと思いました。。(弔ってないけど)
何歳ぐらいなんですかねー。
「BONES」のブレナンだったら、この大量の骨を見ると、ひょっとしてワクワクするのかな?
地上に復活!